明けましておめでとうございます

 昨年の12月に総まとめのブログを書こうと決めていたのですが、掃除などで書けませんでしたので今日書きます。
 昨年の12月で私のブログが2万件のアクセスを突破しました。ありがとうございます。これからも体力と気力の続くかぎり、更新していきますのでよろしくお願いします。
 昨年はなにかと「偽」という文字のついた話題が絶えない年でした。建築の「偽」の後、食品の「偽」が続きましたね。日本の皆さんは何を信じていいか分からない状況だったと思います。今年は「人間不信」から「人間を信じる年」になればいいなと切に思います。そのためには一人一人が「人のためになるのか」と真剣に考えることからはじめましょう。それだけでも充分だと思います。
 今年はおふくろの「ねずみ年」でいい年にしなければばちがあたるし、いい年になるよう努力したいと思います。皆様にとってもいいお年になるように切にお祈りします。

風邪を引いていました

 先週の連休前、寝ている時に体を冷やしたのでしようか、今日は、病院から風邪薬を頂き、比較的おとなしくすごしています。先週までつづいいた朝の散歩も中断しています。くやしい気持ちでいっぱいです。この風邪が直ったら、また上の公園まで散歩にいく習慣を続けようと、直りを待っているしだい」です。
 季節の変わり目です。みなさん、風邪に負けないように頑張りましょう。

文化の日

 一昨日の土曜日は文化の日でしたので、家族を連れて、11月1日にオ−プンした「新都心の博物館」にいってきました。さすがに大勢の見学者がいて、列をつくり並びながらの参観になりました。沖縄ができるまでの過程が書かれているパネルがあり、大変興味深く見させていただきました。日本列島ができる前の沖縄本島は中国大陸と繋がっていて、だんだん中国大陸と離れていくのですが、オ−ストラリヤやインドネシヤなどとはつながっていて、そのときも日本大陸はなかったことを考えると、沖縄人は日本人の祖先なのではないか?とさえ思えました。一万年前の港川原人の人骨も展示されていましたが、大変興味深かったのは現代人の骨との比較でした。帰りに今話題の韓国のテレビドラマ「チュモン」8巻をレンタルビデオ屋さんで借りて帰りました。沖縄の文化を堪能した後は韓国の文化に触れようということにしました。ちょっとレベルが低くなりましたが、内の家族は今、私も含めて「チュモン」にはまっています。

T邸が新聞に載る

 今日発行(10月26日号)の琉球新報の住宅新聞「かふう」に私が設計監理した「T邸」が写真入りで掲載されました。題名は「景色を楽しむ、二世帯住宅」です。ご興味のある方はぜひお読みください。家主さんの感想も掲載されています。

国際通りの歩行者天国

 昨日の夕方、娘が入っているロックバンドのコンサ−ト(アマチアバンドの集まり)を聴きに、妻と国際通りにある高良楽器の2階に行ってきました。自宅から歩いて30分くらいかかりましたが、(健康のためなるべく歩くようにしています)途中私が3年前に設計監理した、「那覇市伝統工芸館ガラス・陶器体験施設」のある希望が丘公園をよこぎるル−トで国際通りにでました。
 自分の設計した建物の様子を久しぶりに見ることができ、人々に愛されている様子を拝見でき少し安心しました。余談ですが、偶然にも「那覇市伝統工芸館」が面している通りの反対側に、今から18年前になりましょうか、私が沖縄に帰ってはじめて設計した住宅「中山邸」が建っています。外壁はコンクリ−ト打ちっぱなしなのですが、まだ新しく感じました。屋上はH鋼のボ−ルトを架け、物干しができるように一部ポリカ−ボネ−トを鉄骨の間に張っています。手すり壁はアルミのパンチングメタルを採用。出窓はガラスのボックスというイメ−ジにし、あの頃では斬新だったと思います。私が設計した建築が2件も集まってたっているという事実を考えると、この「牧志」という地は私に縁のある所なんだなと改めて思いました。
 国際通り歩行者天国をしていて、(以前から車のない国際通りを見てみたいと思っていました)、以外に道路の真ん中を歩いている人が少ないと思いました。大多数がいつもの歩道を歩いているのです。国際通りは、以外に起伏の差が大きいのだなと改めて感じました。遠くを眺めていますと、橋が架かっているような錯覚がしました。

県立博物館のシ-サ-

博物館のシ-サ-


 一昨日の午前中、県立博物館の完成見学会に参加してきました。中庭の沖縄の民家の屋根の上に立派なシ-サ-が乗っていたので写真に納めました。このシ-サ-はこの民家の監理をしていた私の先輩のお父さん(瓦職人)が生前に作成したものをお父さんの弟子が少し大きくしてつくり直ししたものだそうです。迫力のある見事なシ-サ-です。着色を一切せず材質だけで(漆喰と瓦)色をだしている本物のシ−サ−です。たとえば赤は瓦の色とか。文化財物だと思います。

法規改正について思う

 今日、建築士会東支部の理事会に出席しました。当然話題の中心は今年6月に改正された建築基準法についてでした。今回の改正での主な論点は、責任問題の明確化と構造計算の細心なチェック方法を示しているようなきがします。基準法の中身事態はなんら変わっていないようです。申請書類が倍位に増えて、設計業務が増えるばかりです。人間の不信感が根底にあり、信用を回復するために法規改正がなされたようですが、どうも実行する現場はうまく対応できなくて混乱しているのが、現実のようです。やたら講習会があるのも考え物です。
 6月以降、役所が判断できなくて、確認申請の許可をおろさないというのも大変な問題だと思います。おろした主事が責任を負わなくてはならないのですから、主事も人間ですし。もっと国はおろしやすくする基準を明確にして、法規改正に踏み切るべきだったと思います。6月以降の確認申請の許可が滞っている状況の責任はやはり国にあると思います。着工する物件が減ると、当然建設会社が困り、下請け業者、その下の職人たちに多大な損害が及びます。私はこれからこの者のために救済処置をとることも国の責任だとおもいます。今年の後半から来年の前半は建築業界にとって厳しい世の中になりそうです。
 明日、国土交通省のお役人による、講習会に出席します。勉強の日にしたいと思います。