国際通りの歩行者天国

 昨日の夕方、娘が入っているロックバンドのコンサ−ト(アマチアバンドの集まり)を聴きに、妻と国際通りにある高良楽器の2階に行ってきました。自宅から歩いて30分くらいかかりましたが、(健康のためなるべく歩くようにしています)途中私が3年前に設計監理した、「那覇市伝統工芸館ガラス・陶器体験施設」のある希望が丘公園をよこぎるル−トで国際通りにでました。
 自分の設計した建物の様子を久しぶりに見ることができ、人々に愛されている様子を拝見でき少し安心しました。余談ですが、偶然にも「那覇市伝統工芸館」が面している通りの反対側に、今から18年前になりましょうか、私が沖縄に帰ってはじめて設計した住宅「中山邸」が建っています。外壁はコンクリ−ト打ちっぱなしなのですが、まだ新しく感じました。屋上はH鋼のボ−ルトを架け、物干しができるように一部ポリカ−ボネ−トを鉄骨の間に張っています。手すり壁はアルミのパンチングメタルを採用。出窓はガラスのボックスというイメ−ジにし、あの頃では斬新だったと思います。私が設計した建築が2件も集まってたっているという事実を考えると、この「牧志」という地は私に縁のある所なんだなと改めて思いました。
 国際通り歩行者天国をしていて、(以前から車のない国際通りを見てみたいと思っていました)、以外に道路の真ん中を歩いている人が少ないと思いました。大多数がいつもの歩道を歩いているのです。国際通りは、以外に起伏の差が大きいのだなと改めて感じました。遠くを眺めていますと、橋が架かっているような錯覚がしました。