チャングムの誓いを見て

cisa2006-11-19

 
昨日の夕刊のテレビ覧を見て「チャングムの誓い」が最終回を迎えることを知りました。実は私も含めて私の家族も「チャングム」にはまっていましてビデオで既に2ヶ月前には見終わっていました。いつか「チャングム」について書こうと思っていましたが、最終回と聞いて、今だと思ったしだいです。
 私が「チャングム」の存在を知ったのは、NHKで放送されて1ヶ月くらい過ぎ去っていたと思います。本屋で「チャングムの誓い」のテレビガイドが積まれていて、また韓国か。なんだ料理ドラマなのか。と最初は思っていました。色々と情報を集めているうちに「韓国の宮廷」の中での人間ドラマで、単なる料理ドラマではない事を知って、面白いかもと思い、レンタル屋さんから1巻を借りてきて、一人で密かに見たのが運のつき。それから家族も巻き込んでしまいました。
第1話で、占い師に「この子は、父親を死に追いやるが、大勢の人の命、王様の命を救うであろう。」といった言葉が気になり、ついに最後まで見てしまいました。チャングムは親の遺志をついで、宮廷の料理人になりますが、色々な陰謀にもめげず、自分のもって生まれた「やさしさ」、「賢さ」、「知恵」、「忍耐強さ」で周りの人々を救って生きます。彼女が出会った人々も魅力的でした。「子供を思う親の気持ち」「親を思う子供の気持ち」「友達を思う気持ち」などが描かれたヒュウマンドラマでした。王を一人の人間として、色々悩んでいるシ−ンも感動するものがありました。「チャングム」の機転によって、問題を色々解決していくようすも見ごたえがありました。「いい水」がチャングムの料理や医療の基本になっていましたが、どの時代でもいえることだと思いました。
 陰謀によって宮中をおわれますが、こんどは女医さんになって宮中に戻ってきます。韓国の診療の場面が細かく描かれていて、そこにも感動するものがありました。脈をみて病名をあてたり、顔をみて病名を当てたり。医学の基本を見ているようでした。最後は王の病気も治してしまいますが、自分の命も顧みず、疫病の人々を治していく姿は神様みたいに見えました。チャングムの上司もかなわないなと、頭を下げるシ−ンも感動的でした。もう韓国ドラマは見ないぞ。と「冬ソナ」を見た後誓った私ですが、結局韓国ドラマにはまった私でした。
 韓国ブウ−ムはまだ続きそうですが、日本にとっても、韓国にとってもいい事だと歓迎しています。文化は違っても所詮同じ人間だな。と思える機会をこの韓国ブ−ムはつくってくれたとおもいます。綺麗な女性もいっぱい出ているし。日本の人口の半分しかいないのですが、美人が多いような気がします。先日日本女子バレ−の日韓戦がありましたが、相手方の韓国の顔と、女優とのギャップの差は何でかと思います。韓国選手に失礼なことをいってすみませんが。やはり同じ韓国人とは思えないのが実感です。スポ−ツの世界では、日本人に軍パイがあがりそうです。
 日本にはなんでこんなに夢中にできるドラマがないのか。韓国」に学ぶ必要があるようです。