床のフロ−リングについて感じたこと

今付き合っている家主さんから床のフロ−リングを見せてください。との要望がありました。ずっと引き伸ばして未だにご案内できませんがそれには深い訳があるんです。床のフロ−リングを選択する時間が少ないのが今の現状かもしれません。内装材をお施主さんに選んでもらうようにしていますが、いつも現場で行っているためいつも時間に余裕がありません。やはり現場に頼っているせいかもしれませんが。やはり時間が必要かもしれません。そもそも設計段階で材料が確認できないという現状ではないかとおもわれます。
 何回か材木屋さんに材料を見にいきますけれども木材の原木の色しか分からない。これにウレタンを塗ったらどういう色になるんですか。と聞いたら曖昧な返事しか返ってこない。材木屋さん。これでいいんですか?お施主さんはその材料を住宅にいれた場合、最終的な色合いを求めているんですよ。表情を求めているんです。今の材木屋さんにそこが欠けているとおもいます。施工会社から材料を求められて塗装屋さんにお願いしてサンプルをお施主さんに提示しているようですがそれではこだわりのお施主は満足できないでしょう。施工会社に頼らなくてもお施主さんからじかに注文が来るように気を配ったらもっと繁盛するかもしれません。まず会社にウレタンなりクリヤなり塗ったフロ−リングのサンプルをそろえていてお客がいつでも見られる状態にしてあげることです。